ドラマ「ボク、運命の人です。」6話のあらすじ・感想!

サラリーマンの正木誠(亀梨和也)のもとに現れた、自称「神」だという謎の男(山下智久)。神は誠には湖月晴子(木村文乃)という運命の相手がいる、2人のこどもが30年後に地球を救う!と言います。最初は運命のために奔走していた誠ですが、いつの間にか本当に晴子を好きになります。ですが晴子のガードは堅く…
ついに誠が晴子に告白!!
誠が会社に行くと同僚の関原(大倉孝二)と葛城(ハライチ・澤部)が意気消沈しています。関原が朝6時にジョギングをしていると定岡(満島真之介)の家らしき建物から皆のアイドル、四谷三恵(菜々緒)が出てきたところを見てしまったからでした。
うさばらしに関原と葛城と飲みに行った誠ですが、話の流れで誠の家に2人が来てしまうことに。誠はひたすら「神」が出てこないか挙動不審になります。
そのとき、葛城が録画した番組を再生しよう、と言います。その番組はスポーツ番組で、サッカーで負けたサポーターのインタビューでした。懐かしく見ていると誠はあることに気づきます。画面の奥に晴子がいたのです!
翌朝、関原に貸したTシャツを受け取る誠。そのTシャツはインタビューのときに着ていた青いTシャツでした。
今回の「神」の課題!
関原が帰ったその瞬間に神が登場。前回、誠が拾った缶に書いてあった言葉は「亭主関白」。そのためには強引さが足りない、とアドバイスする神の今度の課題は「4文字以上の言葉は話しちゃダメ」ということ。亭主関白は「メシ、フロ、ネル」のような言葉遣いだからです。
女子は回りくどい長文よりシンプルでまっすぐな短い言葉が心を動かす
とのこと。
ある日、誠は定岡と飲んでいました。三恵とはなにもなかったと定岡は言います。切り替えは早いけど手は早くない、そして三恵は晴子の友達ということも大きく関係しているようです。そこに晴子と三恵がお店に来ます。合流して飲むことになりますが誠は4文字しか話せません。
しかし怪我の功名か必要最低限しか話さなかった誠の態度に晴子も三恵も帰るときに気になります。「いつまでも待ってられないってサインかな?」「怒ってるのかな?」と心配する晴子たち。
三恵は、
「晴子を縛りつけてるのは元彼じゃないよ、晴子自身だよ」
と言います。
新たな課題!
一方、そんなことは知らずに話せなかったことを体いっぱいで後悔する誠。4文字には限界がありました。そんな姿の誠を見て神は4文字ルールを解除します。喜ぶ誠ですが神は
「どんな手を使ってもいいから晴子を家に連れてきて」
と言います。誠にとってはハードルが高いですが神は妙な提案をします。
「木彫りの「王将」を彫れ!」
「なぜ?」
「恋の王手をかける!」
どこまで本気なのかわかりませんが誠は納得します。
それから誠は仕事中に木工細工のお店を見つけます。そして「王将」の木材を譲ってもらい、一晩かけて彫ります。
誠が同棲してる!?
その日は晴子の会社との異業種交流の飲み会でした。それぞれのテーブルが和気あいあいとしています。誠は関原と晴子と三恵の顔ぶれの卓でした。関原は三恵を狙っていますが、三恵は「定岡と付き合うかもしれない」と晴子に言います。
関原は自暴自棄になり誠の家には女がいる、と言い始めます。神が出てこないようにしていた挙動不審な姿が勘違いを呼んでしまいます。晴子と三恵はドン引きしてしまい、晴子はさっさと帰ります。
誠は晴子を追いかけて誤解を解こうとしますが、元彼が既婚者だった晴子は許せません。らちがあかないので誠は晴子を家に誘います。「ごまかしようのない状態で見てもらいたい」と。誠の必死のお願いに晴子は折れます。
ついに誠が告白!
誠の家に着くと、ひとつひとつ関原が怪しいと言っていたものを説明します。そしてテーブルの真ん中には木彫りの「王将」と、その削りかすが…。
「女性がいる家なら彫らない」
と誠は言い、なぜ彫っているか聞かれて前回の缶を見せました。広がった削りかすを掃除すると言って誠は隣の部屋の電気をつけます。そこには関原が着ていた青いTシャツが干してあるのを晴子が発見します。
どこで買ったのか聞かれ「2年前に渋谷のスポーツバーの向かいにある服屋で日本代表の試合直前に」と答えます。
「2年前の1月下旬…」
晴子がつぶやくと、ニュース映像を思い出して誠は晴子に録画したものを見せます。ですが晴子は怒って
「あなただったんですね。人生で一番辛かった日にあんな無責任なこと言ってきたの」
晴子はこの日に結婚を意識していた元彼にふられたそうです。そのときに青いTシャツを着た誠にサッカーファンと間違われて声をかけられたそうです。晴子は運が悪いことに青いコートを着ていました。誠は
「次は絶対勝ちましょうね」
と声をかけたそうです。不幸のどん底にいた晴子を初めて知り、誠はただひたすら謝るしかありませんでした。ですが、どうして青いTシャツを覚えていたのか?
誠のTシャツは日本代表のものではありません。背中に英字が書いてあるだけでそんなに特徴はありません。晴子いわく、背中の英字は英語のことわざだったそうです。そしてその意味は
「弱り目にたたり目」
それを見た晴子は「まさに今の自分」と思ったら妙におかしく感じました。そして
「その英語、今のメールアドレス。自虐的な意味もこめて」
思わず目を見開く誠。
「勝てますか?次の試合、私は勝てますか?」
「好きです」
「私もです」
2人はついに思いが通じました。晴子をタクシーまで送る誠。初々しい2人です。タクシーに乗った晴子は、ラジオでサッカーの日本代表が勝ったことを知ります。今日は試合の日でした。
誠が家に帰ると神がいました。神は言います。
「誠が高校のとき、人生で一番辛かったのを励ましたのは晴子
晴子が人生で一番辛かったのを励ましたのは誠
それは全部必然」
神にとって誠はやっとスタートライン。残り1ヶ月で結婚しろ!と言う神でした。
やっと2人の気持ちが通じた!
晴子の心の傷はここまで深かったんですね。いつもは強い(強すぎる?)晴子ですが、弱さの裏返しだったのかもしれません。そう思うと、誠のあのまっすぐな気持ちは本当は嬉しかった、嬉しかったけど元彼の件があるから飛び込めなかったんですね。
ただ、サッカーの日の誠の責められようはちょっとかわいそうかな、という部分も。青い服は偶然だとしても、誰かが誰かに声をかけることはいつでもどこでもありえるわけで、ちょっと誠に同情しました。晴子の気持ちもわからなくないですけどね。
さあ、やっと両思いになった2人!これからどうなるでしょうか!
